<中華経済>中国工商銀、世界で最ももうけた銀行に―中国

Record China    2008年8月23日(土) 6時29分

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中国工商銀行が21日発表した08年6月中間期決算は、税引き後利益が前年同期比56.75%増の648億7900万元だった。米サブプライム関連損失でHSBC、シティバンクなど世界大手行の収益率が悪化する中、同行は今期、世界で最ももうけた銀行となった。

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2008年8月22日、22日付新京報によると、中国の大手国有商業銀行である中国工商銀行が21日発表した2008年6月中間期決算は、税引き後利益が前年同期比56.75%増の648億7900万元だった。米サブプライム関連損失でHSBC、シティバンクなど世界大手行の収益率が悪化する中、同行は今期、世界で最ももうけた銀行となった。

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中間決算によると、同行が保有する米政府系住宅金融機関(GSE)の米連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)と米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)の関連債券は6月末現在の額面価値で21億7900万米ドルと総資産の1%。この期に80億米ドル相当を売却した。姜建清董事長によると、米住宅公社債の投資損失は今期未計上だった。

好業績のカギは、米サブプライム問題の影響がみられない新興市場を海外投資の柱に据えたことだ。同行は08年1月にマカオ誠興銀行の株式79.9%、3月に南アフリカ大手行のスタンダード銀行の株式20%をそれぞれ取得。董事長によれば、ともに投資益を計上した。(翻訳・編集/HI)

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