<北京五輪・関連>ブラジル代表がびっくり?!観客が謎の大コール―サッカー

Record China    2008年8月24日(日) 11時51分

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2008年8月22日、男子サッカー3位決定戦が行われた。試合中、中国人観客からは「謝亜龍、辞任しろ」とまったく関係のないシュプレヒコールが起こり、両国選手を戸惑わせた。写真は3位決定戦。ブラジルのエース・ロナウジーニョ。

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2008年8月22日、男子サッカー3位決定戦・ブラジル対ベルギー戦が行われた。試合中、中国人観客からは「謝亜龍(シエ・ヤーロン)、辞任しろ」とまったく関係のないシュプレヒコールが起こり、両国選手を戸惑わせた。23日、東方体育日報が伝えた。

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準決勝でアルゼンチンに完敗し、またしても金メダルの夢を逃したブラジルだが、3位決定戦ではその実力を遺憾なく発揮。前半だけで2点を決め勝利を決定づけた。問題が起きたのはその後、勝負がついた試合に興味を失ったのか、ある中国人観客が突然「謝亜龍」と大声で叫んだ。まわりの観客はすぐに「辞任しろ」と合いの手を入れる。「謝亜龍、辞任しろ」のシュプレヒコールは瞬く間に会場全体に広がった。謝亜龍は中国サッカー協会副会長で、中国サッカー界の実質上のトップ。ここ数年来の中国サッカーの低迷は同副会長の責任が大きいとして非難の的となっている。

試合に関係ない大コールに囲まれた両国選手は戸惑いを隠せない様子。先制ゴールを決めたブラジル代表・ジエゴは「辞任しろ(=中国語では「下課(シアカー)」を自分の名前と思ったのかスタンドに手を振っていた。あるブラジル人記者は中国語の挨拶だと思ったのか、メディアセンターに入るなり大声で「謝亜龍、辞任しろ」と話していた。コールは中国人サッカーファンの自国代表への不満を示したものだが、試合に水を差す残念なマナー違反となってしまった。(翻訳・編集/KT)

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