2018年9月20日、韓国・ZDネットコリアによると、日本の総務省が発表した「世界の6主要都市のうち、ソウルの通信料金は2番目に高い」との調査結果に対し、韓国の通信大手SKテレコムが「誤った主張」と反論した。

総務省は19日、東京、ニューヨーク、ロンドン、パリ、デュッセルドルフ、ソウルの6都市の上位3社が提供するサービスで最も安い料金プランを比較した結果を発表した。それによると、ソウルの通信費は、2ギガバイトと5ギガバイトの場合で2番目（1番はニューヨーク）に高かった。

これに対し、SKテレコムは「日本と海外各国の料金プランの特徴の違いが反映されていない」と指摘し、「音声通話に関し、日本は5分未満の場合に限り無料で提供しているが、韓国ではかけ放題プランが定着している。そのため韓国と比較する場合は、日本の料金プランを2万ウォン（約2000円）ほど高く策定しなければならない」と説明した。さらに「米国や英国、ドイツでは音声通話に料金を課さない」とし、「日本政府は自国に有利な結果を出すため、こうした特徴を考慮せずに料金プランを比較した」と主張した。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「日本を信じる」「高いのは事実。今回に限っては日本が正しいと思う」との声が続出しており、「大容量データを使用するには強制的に音声通話かけ放題に加入しなければならない。それなのにそれを考慮しろと？」と指摘する声が上がっている。

その他「韓国の端末機や電話料金は高いという事実が国際的に認められた。世界最高の先進国の経済首都であるニューヨークの通信費が高いのは当然だが、ソウルが東京より高いのは納得いかない」「所得水準を考慮したら、韓国は世界1位じゃない？」「ここまできたら、韓国は企業のための国と言っても過言ではない」「韓国の通信費は高い。通信費だけ見た外国人たちは、韓国人の平均年収を5000万円くらいと勘違いするかも」など不満を示す声が数多く寄せられている。（翻訳・編集/堂本）