<北京五輪・関連>中国人のスポーツ観、ナショナリズムを越え成熟へ―中国紙

Record China    2008年8月24日(日) 23時51分

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2008年8月23日、新京報は中国人のスポーツ観がナショナリズムを越えた成熟に向かっているとのコラムを発表した。写真は卓球男子シングルスで金メダルを獲得した馬琳選手。

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2008年8月23日、新京報は中国人のスポーツ観がナショナリズムを越えた成熟に向かっているとのコラムを発表した。

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23日、24年ぶりに決勝に進出した女子バレーアメリカ代表は、ブラジルに敗れたものの堂々の銀メダルを獲得した。同チームを率いるのは、24年前に中国代表のエース選手としてアメリカを倒した郎平(ラン・ピン)監督だ。同監督の指導の下、アメリカ代表は実力を伸ばし、現中国代表以上に「中国バレー」の長所を引き継いだ好チームに成長した。

一部にはアメリカに渡った郎監督への批判もあり「売国奴」と罵る者もいるが、大多数の中国人は好意的で、会場内外で「郎平、愛している!」との声が上がっていると同紙は指摘する。また中国人監督が海外に渡るだけではなく、フェンシングやアーチェリーをはじめとした17競技で外国人コーチが中国代表を指導している事実を挙げ、このようにスポーツが海外に開放され交流を深めていくうちに、中国人のスポーツ観はナショナリズムを越えた成熟に向かっていると評価している。(翻訳・編集/KT)

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