<馬総統>金門島砲撃から50年、記念式典で平和への誓い―台湾

Record China    2008年8月25日(月) 11時26分

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24日、1958年に人民解放軍が台湾の金門島を攻撃した「八二三砲戦」(中国本土では「金門砲戦」)から50年を記念した式典が同島で行われ、馬英九・総統らが出席した。写真は7日、北京五輪選手村で入村式を行う「中華台北」チーム。

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2008年8月24日、1958年に人民解放軍が台湾の金門島を攻撃した「八二三砲戦」(中国本土では「金門砲戦」)から50年を記念した式典が同島で行われ、馬英九(マー・インジウ)総統らが出席した。福建省のニュースサイト「台海網」が伝えた。

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馬総統は式典で、「戦争には勝者も敗者もない。残るのは後悔の念だけだ」と挨拶。続けて、「両岸(中国本土と台湾)の人民に2度と同じ思いを味わわせてはならない。両岸関係はこの50年の歴史の中で、大きな犠牲の下に争いと和平を学んできた。教訓は生かさなければならない」と述べ、同じ中華民族同士、2度と争いを起こしてはならないと強調した。

また、「両岸の歩み寄りが早すぎるとの声も聞かれるが、対立はすでに半世紀にも及ぶ。これ以上、時間を無駄にしてはならない。歴史的に見て今が千載一遇のチャンスだ。これを逃せば2度と同じチャンスは訪れないだろう」と指摘、金門島を「殺戮の戦場」から「平和の広場」へと変えていく努力をするべきだと呼び掛けた。(翻訳・編集/NN)

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