南北境界線のシンボル建設へ、「地球を模した形」に―中国

Record China    2008年8月29日(金) 11時25分

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28日、淮安市に中国の南北境界線を示すシンボルを建築する計画がある。歴史的建造物である橋脚と組み合わせて作られるシンボルは「地球を模した形」だという。写真は建設中のシンボル。

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2008年8月28日、揚子晩報によれば、中国を東西に横断している秦嶺−淮河は中国南北の境界線として専門家からも認められており、淮安市はその境界線でもっとも代表的な都市だとされているが、その淮安市に中国の南北境界線を示すシンボルを建築する計画がある。

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2007年、淮安市でこの計画が始まったが、河南省信陽市から待ったの声がかかった。信陽市のほうが南北の境界線を代表する都市として相応しいとの主張が出たのだ。これに対し、中国科学院の専門家たちが分析を行い、歴史的にも地理的にも、自然環境からも、淮安市こそが中国の南北を隔てる境界線を代表する都市だと決定するに至った。

淮安市公用局の周(ジョウ)課長によれば、南北境界線を示すシンボルは、淮安市の歴史的建造物である古い橋脚と組み合わせて作られるという。この橋脚は「紅橋」として1930年代に作られたもの。そして注目されるシンボルは「地球を模した球形」で、北半球が寒色、南半球が暖色という色になり、紅橋のちょうど中間地点に建設され、その中を人が通り抜けられるように作られるのだという。(翻訳・編集/岡田)

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