2008年8月28日、農業部の孫政才（スン・ジョンツァイ）部長は2007年の農村部からの出稼ぎ労働者について、農村部を出た農民は1億2600万人で、郷鎮企業で就業した農民は1億5000万人、重複部分を控除して合計2億2600万人に達したと発表した。新華社通信（電子版）が伝えた。

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孫部長はまた、第11期全国人民代表大会常務委員会第4回会議で、近年の農民の収入は安定して増加していると報告した。

ここ数年、中国政府は農民の出稼ぎによる就業対策を強化、1）賃金未払い 2）基本医療保険と養老保険への未加入 3）低賃金や子女の就学難 4）劣悪な労働条件―などの問題解決に力を入れてきた。07年には全人代が「就業促進法」と「労働合同（契約）法」を通過させ、都市部・農村部における就業戦略の全体計画をさらに明確にし、各地方政府や関連部門は農民の就業研修などを実施した。

04-07年、政府の支出により非農業領域における就業前の技術研修を受けた農民は1230万人だった。出稼ぎ農民の就業環境が著しく改善したことから、農民の就業規模は拡大傾向にある。（翻訳・編集/汪葉月）