G8、「中印の参加が不可欠」―ロシア首相

Record China    2008年8月29日(金) 16時58分

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28日、ロシアのプーチン首相はアメリカのテレビ局に対し、「中国とインドの参加がなければ、主要国首脳会議は不完全だ」と述べた。写真は05年9月に行われた中国・ロシア合同軍事演習。

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2008年8月29日、新華網によれば、ロシアプーチン首相が28日、アメリカの有線テレビ局のインタビューを受けた際、「中国とインドの参加がなければ、主要国首脳会議は不完全だ」と述べた。

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プーチン首相は、「現在の主要国首脳会議(G8)には欠陥がある」とし、「中国とインドを欠いた協議では、世界経済の正常な発展を考えることはできない」と指摘。また、ロシアがG8から排除される可能性について、プーチン首相は「まったく恐れていない」と話し、「ロシアの参加がなければ、G8は反テロや麻薬撲滅、伝染病の根絶、大量破壊兵器の拡散防止などの面で有効な対策を行うことが難しくなるだろう」と述べた。

なお、主要国首脳会議は1975年から開始。現在のG8は、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ、日本、ロシアの8か国で構成されているが、1998年にロシアが参加するまではG7と呼ばれていた。ブラジル、インド、中国、南アフリカ、メキシコの5か国は、2005年から3年連続で主要国首脳会議に参加しており「O5」(Outreach 5)と呼ばれている。(翻訳・編集/岡田)

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