中国人は党の工作員?!「親中」発言繰り返し停職に―独ラジオ局

Record China    2008年8月31日(日) 16時11分

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22日、独紙ベルリン日報は、ドイツの国際放送局「ドイチェ・ヴェレ」の張丹紅中国語部副主任が番組内で「親中」発言を繰り返したため、停職処分を科せられたと報じた。写真は北京五輪で活躍する外国人記者。

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2008年8月22日、独紙ベルリン日報(Berliner Tageblatt)はドイツの国際放送局「ドイチェ・ヴェレ(Deutche Welle)」の張丹紅(ジャン・ダンホン)中国語部副主任が番組内で「親中」発言を繰り返したため、停職処分を科せられたと報じた。29日付で新華社が伝えた。

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1990年から「ドイチェ・ヴェレ」に勤める張副主任はドイツ国内の研究会やテレビ番組に出演、人権問題やチベット問題などで中国への批判が強いドイツで中国の立場を伝えてきた。独メディアの論調と真っ向対立する張副主任の発言に批判が集まり、「中国共産党の工作員」などと指摘するチャイナウォッチャーも現れた。こうした批判の高まりに「ドイチェ・ヴェレ」も停職処分を決定したと見られる。

同問題に関して中国でも注目が高まりつつある。29日、中国外交部の秦剛(チン・ガン)報道官は定例記者会見で、「メディアは客観的かつ公正という原則に則って報道してほしい」と苦言を呈した。(翻訳・編集/KT)

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