Record China 2008年9月2日(火) 12時31分
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9月1日、台湾紙・中国時報は大陸の経済が急成長を遂げる一方、台湾経済は政治家の無策もあり停滞していると断じ、台湾も大陸を見習わなくてはならないと報じた。写真は五輪閉幕を祝う人々。
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2008年9月1日、台湾紙・中国時報は大陸の経済が急成長を遂げる一方、台湾経済は「今なお泥沼でもがいている」と酷評した。中国新聞社が伝えた。
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2001年の北京五輪招致決定以来、北京市と上海市で働いていた台湾人・ペギーさんは「台湾に帰ると、まるで都市から田舎に戻ってきたよう」に感じるという。台湾と比べれば、北京市、上海市の発展速度はまるで10倍速。息をつく暇すらないという。
この7年間で上海市の1人当たりGDPは3000ドルから9000ドルへ(約32万4000円から97万2000円)、北京市朝陽区、海淀区に至っては1万9000ドル(約207万円)へと大きく成長した。一方台湾はほとんど変化を見せていない。この事態にも政治は何も手を打つことなく、政敵を相手にみにくい罵り合いを続けているだけだとペギーさんは批判する。
もちろん大陸にも格差の拡大など多くの問題がある。しかし優れた建築物が次々と完成し、無線LANのエリアが急速に拡大、交通網の整備が進むなど大きく前進していることは疑いない事実。ペギーさんは「台湾もがんばらなくては」ともらした。
停滞する経済に効果的な対策を打ち出せず、政界内の争いに終始している政治家たち。「がんばらなくてはいけない」のは台湾だけではないだろう。(翻訳・編集/KT)
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