Record China 2008年9月2日(火) 16時24分
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1日、突然発表された福田康夫首相の辞任について、中国では退任後の対中関係に焦点があつまっている。これに対し、中国社会科学院の研究員は「戦略的互恵関係」の継承を名言。「小泉時代への逆戻りはない」とした。写真は8月8日、北京の五輪選手村を訪れた福田首相。
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2008年9月1日、突然発表された福田康夫首相の辞任について、中国でも大きな反響を呼んでおり、とくに福田首相退任後の対中関係に焦点があつまっているが、中国社会科学院日本研究所研究員の高洪(ガオ・ホン)氏が、今回の辞任報道について語った。ニュースサイト・中国網の報道。
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今後の日中関係に関して、同氏は福田首相の在任時に締結された共同文書「『戦略的互恵関係』の包括的推進に関する日中共同声明」を挙げ、小泉内閣時代の「常軌を逸した状態」には戻ることはないだろうとした。さらに同氏は、次期自民党総裁と目されている麻生太郎自民党幹事長が、仮に次期首相に就任したとしても、対中関係には大きな変化は見られないだろうとしている。むしろさらに進展があるものとした。
また、今回の首相辞任について、同氏は「国内外にとって“唐突”の感が否めないかもしれないが、早くから辞任決意を導く要素は存在した」と分析。とくに、今月予定されていた臨時国会において、新テロ特措法案や海自によるインド洋給油支援問題などで野党との対立は避けられず、政策実現に大きな壁が立ちはだかっていたことを指摘している。(翻訳・編集/愛玉)
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