2008年9月2日、国家旅游局公式HPによると、中国政府は、中国人による北朝鮮への団体旅行解禁を決定した。国家旅游局の杜江(ドゥー・ジアン)副局長率いる代表団が8月末に平壌を訪問し、北朝鮮国家観光総局の姜哲秀副局長と会談し、正式に通知した。中国新聞社の報道。

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杜副局長によると、中朝間では今後さらに観光分野での協力関係を推進する意向で、合意文書を交わした後、解禁の日程を決定する。また、朝鮮国際旅行社が遼寧省瀋陽市に非営利性の観光事務所を設立する予定。

中国人観光客による北朝鮮訪問はこれまでにも、中朝国境付近の遼寧省丹東市の旅行社を通じて行われており、とくに数年前には官僚らによる北朝鮮のカジノ都市巡りが問題となった経緯がある。(翻訳・編集/愛玉)