既得権はなし!当局の指示で消える「おなじみの健康ドリンク」―中国

Record China    2008年9月4日(木) 23時11分

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3日、中国で絶大な知名度を誇る高齢者向け健康ドリンク「脳白金」が、名称変更の憂き目にあっている。当局の新しい規定で、商品名に「身体の一部」を使用することが禁止されたためだ。写真は南京市のスーパーで売られている「脳白金」。

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2008年9月3日、中国で絶大な知名度を誇る高齢者向け健康ドリンク「脳白金」が、名称変更の憂き目にあっている。国家食品薬品監督管理局(国家薬監局)の新しい規定で、商品名に「身体の一部」を使用することが禁止されたのだ。華商網が伝えた。

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中国で「脳白金(ナオバイジン)」といえば、印象的なコマーシャルソングと共に老若男女誰でも知っている高齢者向け健康ドリンク。記憶力向上の効果があると謳われ、離れて暮らす年老いた両親への手土産にぴったりとテレビコマーシャルで大々的に宣伝されている。「今年のお正月は何もいらない。『脳白金』しか受け取らないよ」というキャッチフレーズはあまりにも有名だ。

「脳白金」はおよそ10年前、ニューヨーク証券取引所にも上場を果たしたオンラインゲーム企業大手の上海巨人網絡科技 (Giant Interactive)の創業者で、董事長兼CEOの史玉柱氏が開発した。中国ビジネス界の「奇才」と呼ばれ、数々の伝説を生んだ史氏。今回の改名危機も上手く乗り越えることが出来るだろうか?(翻訳・編集/NN)

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