「林彪」から「反革命」の文字が消えた=華・元党主席の訃報記事で―中国

Record China    2008年9月6日(土) 13時12分

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5日、先月20日死去した華国鋒・元中国共産党主席を紹介した新華社通信の記事で、これまで「反革命集団」扱いだった中国十大元帥の1人「林彪」の呼び方に大きな変化が見られた。写真は北京の軍事博物館の「中国十大元帥」コーナーに飾られた林彪の写真。

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2008年9月5日、先月20日に死去した華国鋒(か・こくほう)元中国共産党主席の生涯を紹介した新華社通信の記事の中で、これまで「反革命集団」の頭目とされてきた中国十大元帥の1人である林彪(りん・ぴょう)の扱いに大きな変化が見られた。新華網が伝えた。

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これまで、中国共産党の正式文書で「林彪」が取り上げられる際は、必ず「林彪反革命集団」という呼称が使われてきた。今年2月に胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席が周恩来(しゅう・おんらい)元総理の「生誕110周年記念座談会」で行った「重要講話」でも、「周元総理は文化大革命中、毛沢東(もう・たくとう)元主席を助け、“林彪反革命集団”が最高権力を奪おうと企んだ愚かな陰謀を見事に打ち砕いた」と述べている。

ところが、先日新華社に掲載された華・元党主席の生涯を紹介する記事では、初めて「林彪集団」という呼び方に変わっていた。だが、昨年末の「生誕100周年記念行事」は当局の指示で中止に追い込まれたばかり。今後どのような扱いに変化していくのか、要注目だ。(翻訳・編集/NN)

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