<四川大地震>被災孤児の養子縁組が初めて成立―綿竹市

Record China    2008年9月7日(日) 17時20分

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6日、四川大地震で孤児となった男の子の養子縁組が成立したことがわかった。四川大地震で被災した孤児の養子縁組成立はこれが初めて。写真は6月、甘粛省甘南蔵族自治州の被災地。

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2008年9月6日、成都商報によると、5日夜10時、四川省綿竹市民政局社会事務科の李柏汕(リー・ボーシャン)科長が、四川大地震で孤児となった男の子の養子縁組が成立したと発表した。四川大地震で被災した孤児の養子縁組成立はこれが初めてとなる。

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10歳の張安雲(ジャン・アンユン)くんは震災で両親を亡くした後、母方の祖父母に預けられていたが、祖父母とも高齢のため、長く面倒を見ることは難しい。また、母方のおじも経済的に苦しく育てることが難しい。そのため、父方の姉妹の夫である劉斌(リウ・ビン)さんが祖父母やおじを説得し、カウンセラーが心のケアや生活の面倒を見ながら、引き取りを望む夫婦に引き合わせた。

「養子法」の定めにより、引き取られる子どもが満10歳以上で未成年の場合、本人の同意が必要となる。当初は引き取られることや姓が変わることに反発していた張くんだったが、引取先の夫婦が住む成都での生活に慣れてくると、最後には養子に同意した。現在、6人の孤児が養子を希望しており、5人の孤児が話し合い中とのこと。(翻訳・編集/中原)

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