Record China 2008年9月12日(金) 7時7分
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11日、北京五輪で活動した特殊警察部隊のヘリが初めて公開された。期間中の裏話も明らかにされ、ヘリ操縦士が夫妻げんかで飛行禁止処分になる一幕もあったという。
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2008年9月11日、京華時報によれば、10日、北京オリンピックの安全保障任務を担当した「飛虎隊」(フライングタイガース)と呼ばれる特殊警察部隊が使用しているヘリコプターが初めて公開された。
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ヘリは武装しておらず、警戒のほか、部隊や負傷者の輸送が主な任務。オリンピック期間中、北京市警察当局ではヘリコプター4機を稼働させ、聖火リレーや競技場周辺での巡視や警戒などで、40回以上出動した。とくに、注目が集まる開閉会式には、各地で厳重な警戒が行われたが、ヘリ部隊では隊員が機内で待機を続け、問題発生に備えたという。また、反テロ専門の特別部隊「藍剣突撃隊」も常時待機し、ひとたび問題が発生すれば部隊はヘリで現場に急行することになっていた。
隊員は、いずれも現役パイロットの中から精鋭中の精鋭が集められた。飛行訓練時間数もずば抜けて長く、任務にあたりさらに厳しい訓練も行われた。しかし、そんな精鋭も人の子。夫婦げんかになることもある。部隊では、家庭に不和があったり、家族に病人がいる場合などには飛行させない決まりになっており、事実、夫婦げんかが原因で「飛行禁止」処分になったパイロットもいたという。
特殊警察部隊は、パラリンピック期間中である現在も任務を継続しており、ヘリ部隊も同様に、テロなどへの警戒を続けている。(翻訳・編集/岡田)
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