不動産不況ここまで!?静岡県の土地をわざわざ中国で販売―上海市

Record China    2008年9月12日(金) 11時38分

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11日、上海市の債権総合取引所・上海聯合産権交易所で先月18日、静岡県下田市の土地、約105万平方メートルが売りに出されたが、地元業者は「資金難」からほとんど興味を示していないことがわかった。写真は同交易所。

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2008年9月11日、「千龍新聞網」の報道によると、上海市の債権総合取引所・上海聯合産権交易所で、静岡県下田市の土地、約105万平方メートルが売りに出されたが、地元業者は「資金難」からほとんど興味を示していないという。

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8月18日から売りに出されたこの土地は、大部分が静岡県下田市に位置し、7筆合計で105.25万平方メートルある。現況はほとんどが田または山林で、販売価格は1平方メートルあたり78.88元(約1183円)。関係者は「上海聯合産権交易所で外国の土地がこれほど大規模に売りに出されたのは初めてだ」と語る。

地元の不動産開発業者は「日本の土地売買の情況が分らないし、外国での開発は政治や政策リスクが伴う」と話し、別の業者は「その土地に住宅を建てられるとしても、中国人はわざわざ日本に行って住まないだろう」と開発の難しさを理由に挙げ、こちらも興味を示していない。

しかし、本音は「折からの不動産不況で資金的な余裕がない」からで、買い手が現れるまでにはまだ相当時間がかかるだろうと見られている。(翻訳・編集/HA)

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