<赤ちゃん結石><続報>メラミン汚染ミルク、大手が製造―甘粛省

Record China    2008年9月12日(金) 9時49分

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11日、中国衛生部は甘粛省で粉ミルクを飲んだ乳児に腎結石が頻発している問題で、大手乳製品メーカー・三鹿グループ製品にメラミンが混入していた可能性が高いと発表した。写真は結石治療を受けている乳児。

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2008年9月11日、中国衛生部は甘粛省で粉ミルクを飲んだ乳児に腎結石が頻発している問題で、大手乳製品メーカー・三鹿グループ製品にメラミンが混入していた可能性が高いと発表した。

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先ごろ甘粛省の農村部で乳児の腎結石が多発していることが取り上げられ注目を集めた。11日、甘粛省衛生庁は過去2年間で59件が確認され1人が死亡していることを報告した。同一ブランドの粉ミルクを飲んだ乳児にのみ発病していると伝えられたが、メーカー名までは明かされなかった。省政府の対応に不満を持ったインターネットユーザーらは独自に「毒粉ミルク」のメーカー特定作業を開始、三鹿グループのものと結論づけている。

甘粛省政府は同社製品は国家の品質基準に合格していると反論したが、このたび衛生部が同社製品にメラミン混入の疑いが強いことを認めた。三鹿グループも8月6日以前に生産した粉ミルクを回収することを発表した。

中国食品の安全問題では規模が小さく安全基準が厳格ではない中小企業が中心を見られていた。しかし毒ギョーザの天洋食品に続き、大手メーカーに問題が生じたことは強い衝撃となった。(翻訳・編集/KT)

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