Record China 2008年9月14日(日) 18時36分
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10日、北京五輪を契機に、インターネットを使った中継映像配信の利用者が増え、映像配信への評価も高まっている。著作権保護の状況も良好で、この分野の成長が期待される。写真は8月、ネットで北京五輪の試合結果を見る外国人観光客ら。
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2008年9月10日、新華網によると、中国インターネット情報センターが明らかにした「北京オリンピック2008インターネット放送効果研究報告」から、北京オリンピックがインターネット利用者の日常生活の一要素となったことで、データ通信の消費が大幅に増加したことがわかった。
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2008年6月末の統計では、中国のインターネット利用者の週間ネット接続時間は平均19時間だったが、オリンピック期間中には25%増え、平均23.8時間になった。オリンピック専門ウェブサイト9か所の訪問者数では、スポーツ関連サイト利用者が7月と比べて6倍に増え、ページ閲覧数は実に22倍にも増加、期間中に1億8000人が17億回利用したという結果になった。年齢では、21〜30歳のネット利用時間が最も多かった。
ネット上の情報形式では、競技の文字情報や中継映像配信、画像がもっとも注目されたが、調査によれば、11%の調査対象がネット上のオリンピック関連情報でよく利用したのは中継の映像配信だと答えた。約2300万人が毎日平均3.32時間のネット利用時間のうち、1.77時間をオリンピックの情報取得に費やし、その大部分を中継の映像配信閲覧に使ったということになり、映像配信への評価も高まっていることがわかった。また、映像の著作権保護の状況もきわめて良好で、今後のネットにおける映像配信の成長にも大きな可能性が開けた結果になったという。(翻訳・編集/岡田)
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