東北アジア投資貿易博覧会、盛大に開幕―吉林省長春市

2006年9月2日午前9時、第2回中国東北アジア投資貿易博覧会が、吉林（きつりん）省長春（ちょうしゅん）市の長春国際会展センターで開幕した。これには中央政治局委員、呉儀（ごぎ）国務院副総理、薄煕来（はくきらい ）中国商務部部長などの官僚が参加し、8月31日米フォーブス誌に掲載された今年「世界で最もパワフルな女性100人」のリストで、3位に輝いた呉儀副首相が開幕宣言を行った。中国東北アジア投資貿易博覧会は中国商務部や国務院振興東北地区等の指導グループ事務室と、吉林省人民政府が共同で開催した大規模な国際地域総合博覧会だ。これは中国と東北アジアの国々との貿易と、地域の経済的な協力を促進するための積極的な措置であり、「交流・協力・発展・チャンス」をテーマとしている。「協力の土台を築き、ブランド商品を作り、地域のイメージアップをはかり、共同発展を促進する」のが目的だ。この博覧会では東北アジア地区の産業の特徴により、制造業、電子、食品、健康食品と医療機器、軽工業と紡織業、ハイテクノロジーなどの業種別に展示を行うほか、投資相談コーナーと経済貿易協力コーナーを設けている。会場の長春国際会展センターは展示用に2200か所のスペースを設け、うち国際展示の場は827か所で、展示場総面積の37．6%を占める。今回この博覧会には約4万人が訪れる予定で、世界トップ企業500社のうちの71社が参加している。

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