日台の恋描く「海角七号」が空前の大ヒット、ロケ現場が観光スポットに―台湾

Record China    2008年9月14日(日) 23時23分

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9月12日、台湾映画「海角七号」が先月21日の公開スタートと同時に快進撃、これまでの台湾映画の興行成績を塗り替える記録的ヒットとなっている。写真は映画のワンシーンと撮影風景。

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2008年9月12日、台湾映画「海角七号」が公開スタートと同時に快進撃、これまでの台湾映画の興行成績を塗り替える記録的ヒットとなっている。中央日報が伝えた。

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台湾で先月21日から上映されている「海角七号」は、3週間で興行成績が5400万NTドル(約1億8000万円)を突破。このほど日本で行われた「第4回アジア海洋映画祭イン幕張」でもグランプリを獲得し、台湾映画界の巨匠ホウ・シャオシェン(侯孝賢)監督を「こういう映画を長いこと待っていた」と感嘆させるほどの秀作に仕上がっている。

「海角七号」は、第二次世界大戦終結による日本占領時代が終わった台湾で、日本へ引き揚げる男性教師が台湾人女学生にあてて書いた7通のラブレターをもとにした作品。人気アーティストのヴァン・ファン(范逸臣)、メイクアップ・アーティストのトニー・タナカ氏の娘で女優の田中千絵、日本人歌手の中孝介らが出演している。

大物スターは出演していないが、登場人物たちの秀逸な演技、心に迫る音楽、台湾の美しい風景に惹かれてリピーターも続出。また、台湾最南端・屏東県でロケ現場になった主人公の家にも映画ファンが押し寄せ、韓国ドラマ撮影現場さながらの一大観光スポットになっているという。(翻訳・編集/Mathilda

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