Record China 2008年9月16日(火) 5時11分
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12日、東方今報のコラムニスト・盛大林氏はブログに「世界第3位の高級品消費が意味するもの」とのコラムを掲載した。写真は北京市金融街にある高級ブランドのルイ・ヴィトン。
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2008年9月12日、東方今報のコラムニスト・盛大林(ション・ダーリン)氏はブログに「中国の高級品消費は世界第3位が意味するもの」とのコラムを掲載した。
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それによると、9月11日、北京商報は2007年の高級品市場で中国のシェアは18%と日本、アメリカに次ぐ世界第3位となったことを報じた(世界奢侈品協会調べ)。今後も年20%の高い成長を続け、2014年には23%にまで成長し世界最大の市場となることが見込まれているという。
ではこの高級品を買っているのは誰だろうか?大富豪、土地成金、汚職官僚などが頭に浮かぶが、それ以外にも無視できない消費者グループとしてプチリッチとなった青年たちが挙げられる。彼らの収入は決して高くはないが、特別な消費体験を求めて生活費を削ってでも高級品を購入しているという。
ある専門家によると、先進国では全収入に占める高級品消費は4%程度、一方中国の中産階層は収入の40%を費やしているという。この数字は中国の高級品消費がある意味で理性を欠いたものであることを示すと同時に、財力をひけらかすかのような高級品消費は格差拡大の象徴として、今後低収入層の不満が高まる可能性を示すものだと考えられる。
さてこの高級品市場の急速な成長をどう考えるべきだろうか?盛氏は高級品市場の成長は内需の拡大を助けると同時に、生活の目標となることで人々の積極性と創造力を引き出すメリットがあると指摘、また極めて高い高級品需要も急速な経済成長を遂げている国家としては避けられない事態とも言えるため、高級品市場の成長を過度に歓迎、あるいは問題視する必要はなく、経済の健全な発展に役立つよう適切に導くことを考えるべきだと提言している。(翻訳・編集/KT)
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