<赤ちゃん結石><続報>製造元、汚染粉ミルク・ネット情報隠ぺい工作?!―中国

Record China    2008年9月15日(月) 23時49分

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15日、ネット上であるユーザーが、「汚染粉ミルクの製造元の広告代理店が、検索エンジン会社・百度に対し、300万元分の広告を出稿するかわりにマイナス情報をすべて遮断するように協力を求めた」と暴露した。写真は河北省石家荘市にある「三鹿集団」本社。

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2008年9月15日、ネット上であるユーザーが、内部文書を掲載した上で「汚染粉ミルクの製造元・三鹿集団の広告代理店が、検索エンジン会社・百度(Baidu)に対し、300万元(約4500万円)分の広告を出稿するかわりに同集団に関するマイナス情報をすべて遮断するよう協力を求めた」と暴露。百度側は「その旨の電話を受け、即座に拒絶した」と暴露情報の一部が事実であることを認めたという。「北京晩報」が伝えた。

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掲載された内部文書は、同集団の広告代理店の捺印がある「三鹿集団に関する広報的解決策の提案」と題されたファックスなど。文書内で事件の沈静化策の1つとして「百度の買収」を提案。ネット上で不利な情報の検索ができないような「百度の特別保護」を受けているという大手企業名を列挙した上で「通常、年間500万元(約7500万円)分の広告を出稿すると特別保護が受けられるが、今回百度は300万元で同意している。すでに出稿している広告分との差額を投入すれば、百度側は契約に応じる」と記載されていた。

一方、百度側は14日「三鹿集団の広告代理店と名乗る者から9日夜にその旨の電話があったが、即座に拒絶した」と発表、暴露情報の一部が事実であることを認めた。

これほどの重大案件を電話で依頼するなど不審な点もあり、事実関係がまだはっきりしていないものの、事実とすれば三鹿集団側のこうした隠蔽工作も今後大きな波紋を呼ぶと見られている。(翻訳・編集/HA)

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