<赤ちゃん結石><続報>中国政府は五輪中に承知!?混乱恐れ情報隠ぺい―米ラジオ

Record China    2008年9月16日(火) 10時20分

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14日、米ラジオ局ボイスオブアメリカはメラミンの粉ミルク事件について、政府は五輪期間中の問題発覚を恐れ公表を遅らせていた可能性があると報じた。写真は河北省品質技術監督局。回収した粉ミルクの分析が進められている。

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2008年9月14日、米ラジオ局ボイスオブアメリカは化学物質メラミンが粉ミルクに混入し乳児に腎臓結石が多発した事件について、政府は8月初頭に事態を把握したものの五輪期間中の問題発覚を恐れ、公表を遅らせていた可能性があると報じた。

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問題の粉ミルクを製造したのは河北省石家庄市の三鹿集団。先ごろ同社の田文華(ティエン・ウェンホア)理事長は取材に答え8月1日には問題を市当局に報告していたことを明かした。回収された同社製品も8月6日前に製造されたもの。8月初頭に問題を把握した後は混入がなかったことを示している。

問題把握から公表まで6週間もの時間が経過した理由として、一部では8月8日からの五輪期間中に騒ぎが起きるのを嫌ったためとの見方が広がっている。命に関わる問題を放置したとあって政府の対応には強い批判が集まっている。衛生部の関係者は五輪のために情報を隠したとの疑惑を否定、現在もパラリンピック開催期間中だが情報を逐次公開していると反論した。(翻訳・編集/KT)

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