中国のアニメ・ゲーム業界 伸びゆく産業に不足する人材

Record China    2006年9月3日(日) 17時30分

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南京市にあるネットゲーム制作会社。中国のネットゲームのクリエーターはまだまだ不足しており、あと24万人以上が必要だと言われている。

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2006年8月16日、IDC社の調査レポートによると、中国のネットゲームのユーザーは毎年、前年の倍の勢いで増加しているという。2009年には中国のネットゲームの市場販売収入が109.6億ドルに達すると予想され、これから先の数年間もネットゲームが伸びると見られている。現在世界のアニメ漫画の市場には、米日韓の3つの勢力がほぼ並び立っている状態だ。アメリカはディズニー社の2000年の興行収入だけでも150億ドルに達し、日本のアニメ・漫画産業は毎年90億ドルを上回っている。韓国の同業種の生産額は、この国の自動車産業に匹敵するという。それに比べ、中国における2004年の全国のアニメ・漫画産業の生産総額は 10億ドルで、とても高いと言うことはできない。その従事者数は2〜3万人しかいないと言われ、今後3〜5年のうちに、人材の不足は計20万人にもなるという。ところが国内で育成されるアニメーターや漫画家の数は毎年1000人足らず。これではアニメ・漫画ともに需要を全く満たすことができない。ゲーム業界に関しては、国内の優秀なゲーム開発者が400人以下で、製作者数は8000人足らず。すでに現在、少なくとも25万人が必要とされている。

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