検索エンジン最大手「百度」創業者、結婚から創業までの秘話―中国

Record China    2008年9月24日(水) 9時5分

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17日、「留園網」は、中国最大の検索エンジン「百度」の創業者で総裁の李彦宏(ロビン・リー)氏に独占インタビュー。その夫人とのなれ初めや恋愛、結婚などのプライベートを明らかにした。写真は李彦宏氏。

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2008年9月17日、海外の中国系住民向けニュースサイト「留園網」は中国最大の検索エンジン「百度」の創業者で総裁の李彦宏(ロビン・リー)氏に単独インタビュー。

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李氏は妻である馬東敏(マー・ドンミン)さんとの出会いが現在の自分を作り上げたと語る。2人は1995年に米ニューヨークで出会った。馬さんは李氏より2歳年下。ニュージャージー州立大学で生物学の博士号取得を目指して留学中だった。馬さんに一目ぼれした李氏は彼女に猛然とアタック。その結果わずか6か月で2人は結婚、まもなく娘も誕生した。

李氏はその後システムエンジニアとしてシリコンバレーで働き、検索エンジンの専門家として活躍するかたわら、経済紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」を発行するダウ・ジョーンズ・カンパニー社株を70万株取得。シリコンバレーに豪邸と高級車を所有した李氏は得意の絶頂にあり、広い庭に菜園を作り野菜を育てることがすっかり楽しくなっていた。

ある日、会社から家に戻ると菜園の作物がごっそり刈り取られて芝生に変わっていた。怒った彼が妻を問い詰めると「あの野菜はあなたを駄目にするのよ。あなたは世界でNo1のIT専門家なのに。カリフォルニアで農夫になるつもり?」と泣きながら言い返されたという。この日、李氏は独立して事業を始めることを決意。「妻の言葉がなければ、中国に帰国することも、『百度』を作ることもなかった」と語っている。(翻訳・編集/本郷)

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