Record China 2008年9月22日(月) 9時2分
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20日、今年秋の食糧収穫が始まり、収穫期後半に大規模な自然災害がなければ、過去最高を記録した1998年を上回る豊作となる可能性が高まった。写真は鄭州市の農家。
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2008年9月20日、中国農業部によると、今年秋の食糧収穫が始まり、収穫期後半に大規模な自然災害が起こらなければ、過去最多を記録した1998年を上回る豊作となるという。これで改革路線以降、初めて5年連続の増産となる可能性が高まった。中国新聞社が伝えた。
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農業部の関係責任者は、今年の食糧生産は次の5つの特徴がみられると話す。
1、作付面積の増加。今年1年の作付面積は約107億平方キロメートルとみられ、そのうち水稲、トウモロコシ、大豆の栽培が増えている。
2、単年で収穫量の記録を更新。稲作、小麦、トウモロコシ、大豆の平均作付面積が前年より拡大しており、年間収穫量は史上最高の水準に達するとみられる。
3、季節ごとに増産。夏の食糧生産は前年比61億kg増の2408億kg、早稲総生産はわずかに増加、秋の食糧生産の増加幅はかなり大きいとみられる。
4、大部分の省で増産。一部を除き、全国で大部分の省区市で増加している。
5、優良品質率の向上。4大食糧品種の総合優良品質率は前年比4ポイント増の65%前後に達した。
今年の食糧生産状況について農業部は、自然災害の頻発、内外経済環境の多様で複雑な変化という問題に直面しながらの豊作であり、多くの有利な要素が作用しての結果と評価。中央政府は今年、農業支援政策をさらに強化、農民・農村・農業に関する「3農」問題への支出を増やし、食糧・優良品種・農業機械・農業用物資への4つの補助金の規模は前年の2倍の128億6300万元(約1929億4500万円)となった。(翻訳・編集/汪葉月)
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