認知症患者数が世界一、独居も急増―中国

Record China    2008年9月22日(月) 19時58分

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21日は世界アルツハイマーデー。20日、羊城晩報は中国の高齢者性認知症患者数は世界最多であり、高齢化社会の進展に伴い今後も急増する見通しと報じた。写真は広東省で暮らす高齢者。

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2008年9月21日は世界アルツハイマーデー。20日、羊城晩報は中国の高齢者性認知症患者数は世界最多であり、高齢化社会の進展に伴い今後もその数は急増する見通しであると報じた。

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2005年段階で中国の高齢者性認知症患者数は598万人、全世界の4分の1を占め世界最多となった。85歳から93歳までの高齢者のうち25%が発症している計算になる。今後も増加傾向が続き、2020年には1020万人、2040年には2250万人の患者を抱えると予測されている。

生活が困難な高齢者が増える一方で、核家族化が進み子どもと別居する高齢者が増えている。広東省では高齢者の3割近くが老夫婦だけでの生活、独居老人も1割を占めている。孤独やコミュニケーションの欠如は老人性認知症の発生率を高めるとされており、高齢者の生活支援が急務となっている。(翻訳・編集/KT)

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