<汚染粉ミルク>被害5万人超える、入院治療中の乳児は1万2000人―中国衛生部

Record China    2008年9月22日(月) 18時10分

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21日、汚染粉ミルクで乳幼児に腎結石が相次いでいる問題で、中国衛生部は同日時点で、現在も1万2892人の乳幼児が入院治療を受けていることを発表した。症例のほとんどが、問題の三鹿グループ製の粉ミルクを飲用している。写真は問題を受けて母乳講習を受ける妊婦。

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2008年9月21日、有害物質メラミンに汚染された粉ミルクを飲用した乳幼児に腎結石が相次いでいる問題で、中国衛生部は同日時点で、現在も1万2892人の乳幼児が入院治療を受けており、うち104人が重症であることを発表した。新華社の報道。

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なお、この問題に絡んで医療機関を受診し、すでにほぼ回復している乳幼児が3万9965人を数えたとしている。現在も入院中の乳幼児をあわせると、あわせて5万人超が被害にあったこととなる。また、医療機関を受診した乳幼児の約82%が2歳以下であることもわかった。

以上の症例はほとんどが、問題の三鹿グループ製の粉ミルクを飲用しており、現在のところは牛乳による被害は出ていないもよう。また、9月に入ってからは死亡例は出ていないという。(翻訳・編集/愛玉)

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