Record China 2017年12月29日(金) 8時50分
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26日、日本経済新聞社の中国語版サイト「日経中文網」にこのほど掲載された「中国人はサービスの向上にあきらめ?」とする記事が、中国のネット上で話題となっている。資料写真。
2017年12月26日、日本経済新聞社の中国語版サイト「日経中文網」にこのほど掲載された「中国人はサービスの向上にあきらめ?」とする記事が、中国のネット上で話題となっている。
中国メディアの参考消息網によると、日経中文網は22日に掲載した記事で「中国人は日本人の『もてなしの心』を高く評価する一方、自国で受ける劣悪な対応には、不快感を示すことは少ない。中国人は果たして、丁寧な接客を求めているのだろうか」とし、「浮かび上がるのは、日本人と中国人の間にある、接客サービスに対する捉え方の違いだ」と指摘した。
その上で記事は「変化の激しい中国でも、さほどサービスの質に変化を感じない理由の一つは、中国人消費者の『諦め』にある」とし「多くの中国人はまず、レストランの店員や宅配の配達員といったサービス業に従事する人は、低賃金で教育水準が低いとみている。このため、まともなサービスを求める方がおかしいと考えがちだ」「文句を言っても一向に変わらないため、劣悪なサービスを受け入れた方が楽だと思い、最終的には諦めてしまうようだ」などと論じた。
日本メディアのこの指摘について、中国のネット上には「その通り」「中国の接客対応はひどすぎる」と賛同を示す声が多く寄せられている。
また、「日本のような民主国家は訴えれば対応してもらえる。だが中国では訴えた方が処分される」「中国社会はなあなあで済ませようとするところがある」など、中国社会の仕組みに問題があると指摘する人もいた。
ほかに「商店やレストランの店員の接客は80〜90年代に比べればだいぶマシになった」「役所の接客態度はいまだになってない」という書き込みも多くの共感を集めていた。(翻訳・編集/柳川)
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