2008年9月22日、台湾紙・工商時報は中台の雪解けムードに伴い、政治家の往来が活発化していると報じた。その背後には融和を地域の発展に結びつけようとする打算が見え隠れする。中国新聞社が伝えた。

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今春、対中関係改善とそれによる景気回復を公約とした馬英九（マー・インジウ）総統の就任により中台関係は一気に雪解けムードを迎えた。夏には大陸観光客の直行ツアーが解禁された。予測されたほどの動員は確保できてはいないものの、台湾各地の首長は大陸詣でを繰り返し観光客誘致に必死となっている。

一方、大陸側もビジネスチャンスにしたいと意気込んでいる。北京五輪後に遼寧省の王唯（ワン・ウェイ）共産党省委常務委員、上海市の楊雄（ヤン・シオン）副市長が相次いで台湾を訪問、雪解けを自治体レベルでの協力に結びつけたいと意気込んでいる。（翻訳・編集/KT）