「VOAは公正さを欠いた政府のプロパガンダ放送」=有力週刊誌が指摘―中国

Record China    2008年9月24日(水) 11時25分

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23日、中国の有力週刊誌は、米国の海外向け短波放送「ボイス・オブ・アメリカ(VOA)」について、米国と民主主義を宣伝する国営のプロパガンダ放送局であるため公正さに欠けるのではないかと疑問を呈す記事を掲載した。写真は米国の報道博物館「Newseum」。

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2008年9月23日、中国の有力週刊誌「中国新聞週刊」は、米国の海外向け短波放送「ボイス・オブ・アメリカ(VOA)」について、米国と民主主義を宣伝する国営のプロパガンダ放送局であるため公正さに欠けるのではないかと疑問を呈す記事を掲載した。

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VOAは第2次世界大戦中の1942年、当時のナチス・ドイツや大日本帝国に対抗するため放送が開始された。その後、その矛先は当時のソ連、東欧、中国に向けられる。一貫して米政府のプロパガンダを目的としており、現在は法律によって米国内での放送が禁止されている。

記事は、政府によるメディア操作は珍しくないが、VOAは自らが「米国政府の舌」であることをひた隠しにしていると指摘する。「宣伝」と「一般報道」には共通点も多いが、最も大きく違うのは「宣伝」には後ろで糸を引いている黒幕の「イメージ作り」という重要な任務がある点だと比較した。

記事は、VOAが政府や大統領を批判しないのは当然だが、他の一般報道と比べ公正さに欠けるのではないかと疑問を呈し、このような「自己を直視しないやり方」は結局自分の首を絞めることになると指摘した。(翻訳・編集/NN)

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