「国酒のマオタイ酒などから発がん性物質」の噂で、株価が大幅下落―中国

Record China    2008年9月24日(水) 12時49分

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23日、「国酒のマオタイ酒などから発がん性物質」の噂が流れたことで、大手酒造会社の株価が下落した。これを受け、貴州茅台と張裕公司は、製品に発がん性物質は含まれていないと声明を発表。写真はマオタイ(茅台)酒。

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2008年9月23日、上海証券報によれば、粉ミルクが問題となっている中、市場では酒類製品からも発がん性物質が見つかったとの噂が流れた。

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あるウェブサイトで、「蒙牛や伊利、光明といった大手乳業メーカーの製品からメラミンが見つかったが、国家質量監督検査検疫総局(国家質検総局)が酒類製品の検査を行ったところ、貴州茅台(マオタイ)や張裕公司、青島ビールなど大手酒造メーカーの製品から発がん性物質の亜硝酸ナトリウムが見つかった」との“噂”が掲載された。この噂が市場に流れたことで、関係各社の株価が大幅に下がる事態となった。

これを受け、貴州茅台は、この“噂”に基づいた報道を完全に否定する声明を発表。国家質検総局や貴州省の関係部門と連絡を取り、報道されているような事実は全くないと明言した。この件により同社は多大な損失を被ったとして、関係メディアに対して責任を追及することもあり得るとしている。また、張裕公司も報道を否定する声明を発表。製品に亜硝酸ナトリウムが混入することはあり得ないとしている。(翻訳・編集/岡田)

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