2008年9月24日、23日付新華社によると、上海交通大学は、23日に上海で開催された「2007中国都市圏評価報告」で、2018年には長江デルタ地域が東京を抜いて世界一の都市圏になると報告した。

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上海交通大学は都市圏を研究対象とする専門チームを立ち上げ、05年から国内18の都市圏の総合競争力を研究している。

報告によれば、長江デルタ地域のGDP（域内総生産）は、年間11％の成長率を維持すれば、2020年には15兆9200万元に拡大する。ニューヨークと東京のGDP成長を年間2％とし、また人民元の対米ドルレートを07−12年まで6元、2012年以降と5元と仮定すると、GDPは2013年にニューヨーク、2018年には東京を抜く計算となる。

国務院はこのほど、「長江デルタ地域の改革開放と経済・社会の繁栄を進めるため指導意見」と題する同地域の発展戦略を打ち出した。同地域を国際競争力を備えたアジア太平洋地域の国際ビジネスの窓口とするとともに、先端製造業の拠点へと成長させる方針だ。（翻訳・編集/HI）