2008年9月24日、中国新聞網によると、北京市警察当局は24日、オリンピックの安全保障専門会議において、市内の地下鉄で実施してきた犯罪防止策を今後も継続し、首都の治安秩序確保と刑事事件の再発を抑制していくことを発表した。

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市公安局の傅政華（フー・ジョンホア）副局長表は、近年、公共交通機関がテロの対象となることが多いが、北京の地下鉄は利用者が多く、問題が発生すると被害が拡大する恐れが大きいと指摘し、地下鉄全線での安全検査継続の必要性を強調した。また、市街での検査・取り調べも強化していくとした。

傅副局長によれば、オリンピック開催期間中、北京市警察当局は延べ3万6000人の私服警察官を動員し、中心地区や関連施設周辺200m圏内での刑事事件の発生件数ゼロ件を達成し、過去最少の水準になったという。（翻訳・編集/岡田）