月面有人着陸の先陣争い、日・中・印で白熱化―中国メディア

Record China    2008年9月27日(土) 19時8分

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26日、国際先駆導報は有人宇宙船「神舟7号」の打ち上げ成功によって、日本、中国、インド3か国の「月面有人着陸」への先陣争いが白熱化して来たと伝えた。写真は中国の月面探査機サンプル。

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2008年9月26日、国際先駆導報は有人宇宙船「神舟7号」の打ち上げ成功によって、日本、中国、インド3か国の「月面有人着陸」への先陣争いが白熱化して来たと伝えた。

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90年代以降、日本は「ひてん」「ルナーA」「かぐや」などの月探索計画を発表・実施して来た。2007年9月に打ち上げに成功した月周回衛星「かぐや」は、米国のアポロ計画以来最大規模の月探索計画として注目されている。また、日本で唯一の宇宙機関・宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、05年に長期ビジョン「JAXA/2025年」を発表し、3大テーマのうちの1つ「宇宙へのアクセス技術」の目標を月に絞ることを明言。2025年を目処に「安定した基地の設置」「月の資源活用」「他の惑星への拠点化」を可能とする技術開発などを目指すとしている。

インドは、初の無人月探索機「チャンドラーヤーン1号」を10月19日に打ち上げると発表。2016年にはロボットによる月着陸を目指し、有人着陸は中国や日本よりも早い2020年に計画している。

専門家は「計画上ではインドが先行しており、ロシアも支持を表明するなど一歩リードしているように見えるが、発射の成功率が低いなどの問題もある」と指摘。「宇宙開発計画は、莫大な予算と長期にわたる持続性が要求され、また危険性も非常に高い。3か国いずれにも強みと弱みがあり、どの国が最初に有人着陸を果たすかは、現段階では予測できない」と話している。(翻訳・編集/HA)

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