日本人の嫌中、その根本的原因とは?―中国紙

Record China    2008年9月29日(月) 12時11分

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28日、中国経済網はある日本人大学教員が執筆したコラム「日本人の中国嫌い、その根源とは?」を掲載した。写真は07年、福州市日中友好桜の園を訪問した日本友好団。団長は額賀福志郎衆院議員。

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2008年9月28日、中国経済網はある日本の有名私大教授が執筆したとするコラム「日本人の中国嫌い、その根源とは?」を掲載した。

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近年、中国に反感を持っている日本人の数が増えているという。その原因とは一体なんなのだろうか?日本に滞在する不法移民のうち中国人の比率が大きく、その犯罪行為も目立つ。また食品を中心に中国製に対する不満が高いことも理由の一つかもしれない。黄砂や温暖化ガスなど中国の環境問題の影響も大きい。さらには超大国、軍事大国としての地位を固めつつある中国に対する挫折感、中国国民の見せる根強い反日感情、そして中国政府が歴史問題をいつまでも持ち出してくることを嫌ってという理由も挙げられる。しかしこれらの理由は中国嫌いの根源的な理由ではないと同氏は指摘する。

では何が問題なのか。現在中国では親日的発言や反日活動への批判は抑圧され厳しい批判にさらされる。それは法律だけではなく、社会的・政治的な意味での言論の自由の問題だと言える。同氏は、中国がこうした言論の自由を欠いていることこそが中国への反感の根源であり、日中双方が真摯に検討するべき問題だと提言している。(翻訳・編集/KT)

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