本土で就職する香港・マカオ出身者が増加―広東省

Record China    2008年9月30日(火) 8時30分

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28日、中国本土で就職する香港・マカオ出身者が増えているという。現在、広東省で働いている香港・マカオ出身者は約2万人に達している。写真は深セン蛇口工業区。

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2008年9月28日、マカオ日報によると、中国本土で就職する香港・マカオ出身者が増えているという。中国新聞網が伝えた。

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広東省では先日、高い専門知識を持った人材の導入、育成を目的とした政策が発表されたが、その政策の1つが、香港・マカオと深い協力関係を結び、人材の交流を図るというものだった。香港・マカオとの経済協力関係の強化により、人材の交流も進んでおり、「世界の工場」とも呼ばれる広東省の珠江デルタ地域で働く香港・マカオ出身者が増えている。

08年8月末までの統計によれば、広東省の労働部門が管理する、香港・マカオ出身の就労者は約2万人で、大部分が男性。多くが外資や香港・マカオ系の企業に就職しており、貿易や金融、旅行、電子機器、化学工業、印刷などの業界で、管理部門や技術部門で働く例が多い。平均月給は8000元(約12万円)以上だという。

香港・マカオの人が職を見つけやすくすることを目的に、広東省は04年から香港とマカオで「国家職業技能鑑定」を試験的に実施しており、これまでに5700人以上が参加、3900人以上が職業資格証書を取得している。(翻訳・編集/岡田)

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