「黄金のトイレ」でギネス入り、話題の「黄金王」が突然死―香港

Record China    2008年9月30日(火) 14時2分

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26日、かつて380kgの黄金と6200粒のダイヤモンドと真珠を用いたトイレを作り、「最も豪華なトイレ」としてギネスにも載った香港の「黄金王」林世榮が病のため急死した。写真は林氏と黄金トイレ。

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2008年9月29日、かつて24金380kgと6200粒のダイアモンドと真珠を用いて「黄金のトイレ」を作り、ギネスにも掲載された香港の「黄金王」こと林世榮(リン・シーロン)氏が26日、病のため急死した。「四川在線」が伝えた。

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林世榮氏は今年53歳で1男2女の父。関係者の話では、林氏は毎日テニスを楽しむなど健康な様子だったが、ここ数日はお腹をこわし体調不良を訴えていたという。また林氏は以前から肝臓を患っていたとの情報も。26日、いつまで待っても出てこない主人を不審に思ったお抱えの運転手が家の中に入ったところ、自室のベッドの上で動かなくなっていた林氏を発見した。妻子は外出中で不在だった。

広東省海豊県出身の林氏は1977年に香港へ不法に入境。金相場に目をつけ、貴金属の販売業者に弟子入りした。その後めきめき頭角を現し独立。この業界で大成功を収め、香港の「黄金王」と呼ばれるほどに。

2001年の旧正月には、「黄金のトイレ」を作って世間に公開。便器だけでなくバスタブや壁、ゴミ箱、洗面台やトイレットペーパーホルダーまですべて純金。床には1億5000万年前の木の化石が敷きつめられ、ダイヤモンドや宝石で飾られたこのトイレを見るために、連日5000人から6000人がトイレのあるチムサーチョイの店を訪れた。02年にはギネスブックに「世界で最も豪華なトイレ」と「世界でもっとも高価な便器」の2項目で認定されている。(翻訳・編集/本郷)

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