2008年9月29日、中国の建国記念日にあたる「国慶節」を10月1日に控え、この日から1週間にわたる「秋のゴールデンウィーク」がスタートした。全国の道路を利用した移動客数は連休初日で延べ5560万人を記録、昨年よりも5．3％の増加を見ている。新華社の報道。

【その他の写真】

交通運輸部の責任者によると、この日は全国で大・中型バス76万台が稼動し、合計210万便を運行した。特に人気の高かった路線は、北京、四川省、雲南省など観光資源の豊かな地域への路線で、大型連休を利用した旅行客でにぎわった。また、大都市と周辺の市町村を結ぶ短距離路線も活発。こちらは親戚・友人訪問や日帰り旅行を目的とした旅行客が多数利用した模様。また、大都市周辺への移動は、自家用車を利用する層も多かった。

現在のところ、道路の運輸能力には問題はなく正常に稼動しており、大規模な渋滞も見られていない。(翻訳・編集/愛玉)