カラオケ店の著作権使用料、1日6元で妥結―上海市

Record China    2008年10月1日(水) 18時44分

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28日、音楽・映像の著作権管理を担当する中国音像著作権集体管理協会と、上海市文化娯楽業界協会の会員企業代表は、カラオケ店の著作権使用料の徴収料金を端末1台当たり1日6元とすることで妥結した。写真は中国のカラオケ店。

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2008年9月30日、29日付東方早報によると、音楽・映像の著作権管理を担当する中国音像著作権集体管理協会と、上海市文化娯楽業界協会の会員企業代表は28日、カラオケ店の著作権使用料の徴収料金を端末1台当たり1日6元(約90円)とすることで妥結した。会員以外のカラオケ店は8元(約120円)となる。

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中国音像著作権集体管理協会は8月、全国のカラオケ店の著作権使用料の08年度徴収基準を発表した。徴収基準は上海が端末1台当たり1日11.1元(約170円)と全国で最も高く、上海市内のカラオケ店は「徴収料が高すぎ。受け入れられない」として、これに反発していた。

上海市文化娯楽業界協会が料金基準引き下げを求めて中国音像著作権集体管理協会と108日間にわたる交渉を行い、このほど会員企業54社が1日6元とすることで妥結した。

著作権使用料は数年前の端末1台当たり1日1元と比べて大幅に上乗せされるが、好楽迪量販KTV(ハオラーディー)や帝豪娯楽城などカラオケ大手では「価格へは転嫁しない」と料金を据え置く方針を示している。

上海市文化娯楽業界協会の徐淑萍副秘書長によると、今回妥結した著作権使用料は08年のみに適用され、09年以降については再度交渉が必要となる。(翻訳・編集/HI)

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