<汚染粉ミルク>メラミン汚染でパニック、謝罪と賠償を要求―台湾

Record China    2008年10月2日(木) 14時49分

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9月30日、台湾行政院の劉兆玄院長は立法院で答弁し、汚染粉ミルク事件は「台湾にパニックをもたらした」として中国に謝罪と賠償を要求することを明らかにした。写真は海南省のスーパー。汚染乳製品の返品が行われている。

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2008年9月30日、台湾行政院の劉兆玄(リウ・ジャオシュエン)院長は立法院で答弁し、汚染粉ミルク事件は「台湾にパニックをもたらした」として中国に謝罪と賠償を要求することを明らかにした。10月1日、台海網が伝えた。

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中国の粉ミルクがメラミンに汚染されていた問題は世界各地に波及しているが、台湾では大手ピザチェーン店の粉チーズ、菓子、乳製品への混入が発覚。先月25日には林芳郁(リィン・ファンユー)衛生署長(衛生相に相当)が辞任する騒ぎとなった。

劉院長は「事件の発端となった三鹿集団は謝罪したが、中国政府にも謝罪を求める」ことを明言した。また「メラミン混入食品の回収、廃棄に伴う損失70〜80億台湾ドル(約231〜264億円)に加え、関連メーカーの賠償を求めることになる。現在は損失額の確定作業中で、汚染源の出所など確かな証拠をそろえることが必要になる」と話した。(翻訳・編集/KT)

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