2008年10月1日、国慶節を迎え、湖北省武漢市の武漢動物園には大勢の入園者が訪れた。今年の国慶節の連休（9月29日―10月5日）は2日前に始まり、出だしこそ鈍かったが、30日の入園者は前日の2倍の2万人、10月1日はピークに達し3万人を突破した。中国経済ネットが伝えた。

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10月1日、200台以上収容可能な駐車場は午前10時には満杯に。人気のパンダ館、サイ館、キリン館、金糸猿館は水も漏らさぬほど混雑し、陸上・水上動物のパフォーマンス15会場ではどこでも入場者の列が10mにも及んだ。

大勢の入園者を喜ばすために普段より奮闘した「スター」動物たちは体力低下が著しく、体力補給のために飼育係から豪勢な食事が与えられることになった。同日午前10時ごろ、1000人以上の観客の大きな話し声に動揺し、絶えず駆け回っていたパンダにはチキンスープが与えられた。また、当日だけで20回もボールを使った曲芸を行ったアシカは、体力の消耗からボディラインはゆがみ、平時に見せる3mの跳躍もこの日はわずか2m。このため、新鮮な魚が与えられた。

このほか、パンダには牛乳、猿には卵、粉ミルク、8つの穀物などが入った粥などが与えられた。（翻訳・編集/汪葉月）