<90年代生まれ>「三種の神器」、「新入学好況」が過熱―中国

Record China    2008年10月6日(月) 9時7分

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4日、「新入学好況」がIT企業の間で焦点となっている。流行を追い、消費観念が大胆な「90後」と呼ばれる世代が大学生となり、学用品としてIT家電市場が盛り上がっている。写真は9月、武漢の大学の新入生。

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2008年10月4日、通信信息報によると、「新入学好況」がIT企業の間で焦点となっているという。この時期、新入学の大学生たちは入学祝や今後の大学生活に備え、パソコンや携帯電話、MP4プレイヤーという「三種の神器」を中心にIT家電を多く購入する。さらに、今年大学生になるのは1990年代生まれの「90後」と言われる世代。流行に敏感で大胆な購入をする傾向が認められている。

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「90後」と言われるこの世代、「70後」や「80後」と言われる世代に比べ、消費への考え方が大胆で、流行に飛びつきやすいと言われる。「70後」はポケベルを必備し、「80後」は携帯電話を誇らしげに持っていた。しかし「90後」の学生達にとってはノートパソコンが必携だ。

彼らは、例えばノートパソコンでは指紋認証などの装備にこだわり、またブランド名、デザインへ強い関心を持っている。市場もこれに敏感に反応しており、10年後の消費主体としても注目している。

各企業や小売、量販店は今回の「新入学好況」に期待を寄せ、セールやキャンペーンを展開している。しかし、こうした消費熱は実際、家庭経済に負担をかけることも。ある学生の親は入学時にパソコン、電子手帳、携帯電話、デジタルカメラを贈り、計3万元(約45万円)を使ったという。ある専門家はこうした消費の過熱に警告を発している。(翻訳・編集/小坂)

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