2008年10月6日午後4時30分(現地時間＝以下同)、チベット自治区ラサ市郊外80km地点の当雄県で、マグニチュード(M)6．6の地震が発生した。同自治区常務副主席で、震災緊急対策部総指揮の●鵬(ハオ・ポン/●＝「赤」におおざと)氏によると、7日午前0時までに9人の死亡、19人の負傷、および家屋147戸の倒壊を確認した。

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現在は28人にとどまっている死傷者数だが、さらに生き埋めになっている被災者がいるとされ、現地では捜索を急いでいる。

また、6日午後10時30分までに、人民解放軍、武装警察、消防隊、公安局、衛生部門、地質専門家など600人以上からなる救援チームが被災地に向かっている。被災地への道路交通は一時、遮断されたが、救援チームと地元民の協力によって現在は開通していており、すでに食品や飲料水、テントなどの救援物資が現地に届いている。(翻訳・編集/愛玉)