史上最高ヒット映画「海角七号」で、「人間国宝級」還暦オジサンが大人気―台湾

Record China    2008年10月8日(水) 16時28分

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2008年10月6日、大ヒット映画「海角七号」(Cape No.7)で大ブレイクした伝統音楽家の林宗仁が、チャリティー団体主催のイベントに登場した。

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2008年10月6日、大ヒット映画「海角七号」(Cape No.7)で大ブレイクした伝統音楽家の林宗仁(リン・ゾンレン)が、チャリティー団体主催のイベントに登場。会場には映画を見たファンが殺到した。聯合報が伝えた。

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台湾で上映中の映画「海角七号」は、これまでの興行記録を次々と塗り替え、イベント当日には興行収益3.2億NTドル(約10億円)を突破。台湾映画史上最高のヒットを記録している。主演のヴァン・ファン(范逸臣)らだけでなく、「茂伯(茂おじさん)」として映画初出演を果たした林宗仁も大ブレイクし、映画公開前と比べての周囲の反応の激変ぶりに自分でも驚いているという。

林宗仁は伝統音楽芸能「北管」の第一人者として知られる、国宝級の演奏者。今年62歳にして異例の「茂伯」ブーム到来に、「こんなの一生にあるかないか」と笑顔で語っている。今年12月に行われる台湾のアカデミー賞「金馬奨」では、映画「レッドクリフ」のリン・チーリン(林志玲)と並び、最優秀新人賞へのノミネート間違いなし、と言われている林宗仁。「もうこの年だから、世の中の流れにまかせるまま。自分から何か求めたりしないよ」とおだやかな口調で話していた。(翻訳・編集/Mathilda

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