Record China 2008年10月8日(水) 22時58分
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7日、「中国における烏龍茶製造技術」を今年、世界無形文化遺産としての認定を求めユネスコに正式申請する。「烏龍茶の祖」とされる武夷岩茶(大紅袍)の製造技法が中心になる。写真は07年に国家博物館に所蔵された「大紅袍」。
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2008年10月7日、中国文化部によると、独特な製造技術や文化的背景を持つ武夷岩茶(大紅袍)を代表とする「中国における烏龍茶製造技術」を、今年、世界無形文化遺産としての認定を求めユネスコに正式に申請するという。
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今回申請が行われれば中国の伝統技術あるいは茶に関するものとしては初めて。また、福建省に関するものとしては1999年に武夷山が「世界複合遺産」に認定されたことに次ぐものとなる。
福建省武夷山は烏龍茶製造が初めて行われた場所といわれており、武夷岩茶は特に「烏龍茶の祖」とも言われるほど。ここから台湾や広東省に広がった由緒あるものとされる。中国政府は以前よりこの保護を行ってきたが、2005年には国家無形文化遺産に登録した。
今回の申請にあたり、国内の準備は最終段階に達しており、写真など様々な資料800部が準備された。専門家の審査や国家無形文化センターの評定を受け、「中国烏龍茶製造技術」の代表として武夷岩茶の製造技術が選ばれた。来年9月にユネスコが最終判断を行うという。(翻訳・編集/小坂)
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