「タイワンカモシカ」と「台湾梅花鹿」、中国のパンダ2頭と交換へ―台湾

Record China    2008年10月8日(水) 21時45分

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8日、台北市立動物園が台湾固有の「タイワンカモシカ」と「台湾梅花鹿」を中国のパンダと交換することが決まった。写真は中国吉林省で飼育されている「梅花鹿」。

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2008年10月8日、台湾紙「中国時報」は、台北市立動物園が台湾固有の「タイワンカモシカ」と「台湾梅花鹿」を中国のパンダと交換することが決まったと報じた。環球時報が伝えた。

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台北市立動物園から中国に贈られる「タイワンカモシカ」2頭は、それぞれ「長長(チャンチャン)」「久久(ジウジウ)」と名付けられた。「台湾梅花鹿」の2頭は、「富富(フーフー)」と「貴貴(グイグイ)」。同園の葉賈森(イエ・ジアセン)園長は、「中国から迎える2頭のパンダ『団団(トゥアントゥアン)』と『圓圓(ユエンユエン)』の受け入れ態勢を10月末までに整えるよう言われている」と述べた。また、海峡交流基金会の江丙坤(ジアン・ビンクン)会長は、「今回のパンダ受け入れにあたっては、レンタルではなくお互いに贈答の形をとる」としている。

「タイワンカモシカ」は、台湾に広く生息し、大部分は3500m付近の高地で暮らしている。群れを成さず単独行動を好み、早朝と夕方が1日の中で最も活発な活動時間帯。とても神経質な動物のため、外部に移動の際は細心の注意が必要である。一方の「台湾梅花鹿」は、野生種はすでに絶滅し、現在は人工飼育のものしか見ることが出来ないという。(翻訳・編集/NN)

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