<中華経済>IMF予想=08年の経済成長率は9.7%、09年は9.3%―中国

Record China    2008年10月9日(木) 16時43分

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8日、国際通貨基金(IMF)は半年ごとに報告する「世界経済展望見通し」を発表し、中国の2008年と09年の経済成長率をそれぞれ9.7%、9.3%と予想した。

2008年10月9日、9日付中国証券報によると、国際通貨基金(IMF)は8日、半年ごとに報告する「世界経済展望見通し」を発表し、中国の2008年と09年の経済成長率をそれぞれ9.7%、9.3%と予想した。

IMFによると、中国の上半期のGDP(国内総生産)成長率は輸出の減速などが響いて前年同期を下回る水準だった。ただ投資や個人消費は安定した伸びがあり、経済活力はなお維持できる見通し。

アジア新興経済体の成長率は08年を8.4%、09年を7.7%と予想。先進国の景気減速による需要減退と金融混乱を理由に前年成長率の10%を下回る数値を付けた。うちインドの経済成長率は前年の9.3%をそれぞれ下回る7.9%、6.9%と予想した。

その上で、アジア新興経済体各国の優先課題は、世界的な金融危機と景気減速への対応だと指摘。インフレ抑制も念頭に置くべきだが、経済の下振れリスクが高まるとともに、原油や穀物の価格高騰が一服する情勢下、各国政府はマクロ政策を見直すべきだと報告した。(翻訳・編集/HI)

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