2008年10月10日、新華社によると、中国のNGO（非政府組織）は順調な発展を続けており、その数は38万団体を突破した。

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08年6月時点で、民政部に登録している中国全土のNGOは38万6000団体余り。内訳は社会団体が21万1000団体、民営非企業組織が17万4000団体、基金会が1392団体。法人化に向けた組織基盤の構築、経営体制の強化など組織づくり自体にも力が注がれる傾向にあり、会員構成の多様化、意識・信念の高まりがみられる。

社会貢献度が大きく向上していることからも、その発展がうかがえる。07年、各種NGOにおける就業者数は前年比7．4％増の456万9000人。固定資産総額は同61．2％増の682億元（約1兆230億円）、収入は同111．3％増の1343億6000万元（約2兆154億円）、売上高総利益は同173．9％増の307億6000元（約4614億円）で、サービス業に占める割合は0．32％。

NGO全体の影響力が日増しに強まる中国。経済発展の促進、社会事業の繁栄、公益活動の展開、国際交流の拡大などにおいて、その役割はますます重要となりつつある。四川大地震、北京五輪で積極的に貢献したNGOとボランティアに大きな注目が集まっている、と記事はまとめている。（翻訳・編集/SN）